Pythonでforループの進捗具合を確認したい時にはtqdm
ドラクエウォークの事ばっかり書いててもしょうがないのでちゃんとした記事も書きます。
Pythonを使って大量データの処理をする時とか、処理時間中に進捗が気になった事ってありますよね。
でも、いちいちprint文を書くのも面倒だし、下手にprint文なんか書いて処理が遅延したら本末転倒ですし。。
そんな時に便利なのがtqdmです。
tqdmとは
for文に追記するだけでループの進捗具合が視覚的にわかるようになる便利ライブラリです。
単純に追記するだけで良いので既存ロジックにバグを埋め込むような心配もありません。
tqdmのインストール
デフォルトではないのでpipが使えるなら下記のコマンドでインストールしてやります。
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pip install tqdm |
tqdmの使い方
使い方はいたって簡単。
例の様にfor文に書き込んでやるだけです。
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from tqdm import tqdm i = 0 for _ in tqdm(range(100000)): i += 1 print(i) |
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# 実行結果 100%|██████████| 100000/100000 [00:00<00:00, 2600441.44it/s] 100000 |
なんでもいいのでfor文を用意してやって元になる変数をtqdm()で囲ってやります。
すると実行中の進捗バーが表示されます。
これで処理がどのくらい進んでいるかが一発でわかりますね。
まとめ
大量データを扱う際はどうしても処理時間がかかってしまいます。
仕方ないとしてもあとどのくらかかるのかはわかっているのといないのとではかかってくるストレスが全然違います。
tqdmを使ってストレスフリーなコードを書いてみてはいかがでしょうか。
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